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モニクル役員が語る 2023年の振り返りと2024年の抱負

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株式会社モニクルは、「自由な発想で、くらしとお金の新しい価値を創造する」ことを目指して2021年10月に創業しました。モニクルは、株式会社ナビゲータープラットフォーム(以下ナビゲータープラットフォーム)と、株式会社OneMile Partners(以下ワンマイルパートナーズ)の2社を率いるグループの持株会社であり、グループの司令塔として機能するとともに、ITプロダクト開発などを行っています。

2024年に3年目を迎えたモニクルは、昨年どのようなことを成し遂げ、今年どのようなことに取り組んでいくのか。モニクルの原田慎司代表取締役CEOをはじめとする役員5名に、2023年を振り返り、2024年の抱負を語っていただきました。インタビュアーは、モニクルの泉田良輔取締役が務めます。今回は、その様子をお届けします。

※2024年2月6日付で、株式会社OneMile Partnersは株式会社モニクルフィナンシャルに変更いたしました。

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株式会社モニクル
代表取締役CEO

原田 慎司 Shinji Harada

山口県出身。一橋大学卒業後、大和総研、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、ドイツ証券およびシティグループ証券に証券アナリストおよびM&Aバンカーとして勤務。シティグループ証券では総合電機業界の調査責任者を務める。2013年に株式会社ナビゲータープラットフォームを共同創業。その後、2018年に株式会社OneMile Partners(現:株式会社モニクルフィナンシャル)、2021年に株式会社モニクルを設立。現在はモニクルの代表取締役CEOを中心として金融サービステック事業を展開中。
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株式会社モニクル
取締役CCO

泉田 良輔 Ryosuke Izumida

愛媛県出身。慶應義塾大学卒業後、日本生命保険、フィデリティ投信で外国株式や日本株式のポートフォリオマネージャーや証券アナリストとして勤務。2013年に株式会社ナビゲータープラットフォームを共同設立し、代表取締役に就任(現任)。2018年11月に株式会社OneMile Partners(現:株式会社モニクルフィナンシャル)を共同設立し、取締役に就任(現任)。2021年10月に株式会社モニクルを共同設立し、取締役に就任。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。東京工業大学大学院非常勤講師。著書に「銀行はこれからどうなるのか」「Google vs トヨタ」「機関投資家だけが知っている『予想』のいらない株式投資法」他。
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株式会社モニクル
執行役員CBDO

瓜田 雅和 Masakazu Urita

立命館アジア太平洋大学(APU)卒業後、大手IT企業に入社。提案営業を経てプロジェクトリーダーとして社内新規事業立ち上げを経験。2012年にEC系サポート会社を起業。業務コンサルティング、物流システム開発の上流工程、運用アドバイス等、幅広い範囲の業務を実施。PdMとしての要件定義、枠組み作りに強みを持つ。
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株式会社モニクル
執行役員CTO

塚田 翔也 Shoya Tsukada

工業高校卒業後、大手SIerにて経験を積みフリーランスとして独立。多様な業種・規模のWebシステム開発に従事。2008年にIPA未踏IT人材発掘・育成事業に採択され、当時としては珍しかったスマートフォンの組み込み音声認識システムを開発。複数のスタートアップでCTOを歴任し、特に新規事業の立ち上げを得意とする。
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株式会社モニクル
執行役員CAO

髙橋 勇気 Yuki Takahashi

大学卒業後、医療機関を中心に幅広い業種への経営コンサルタント業務に従事。2014年北海道の上場企業に入社し、2017年に取締役管理部長に就任。連結グループの全コーポレート機能を管掌するとともに、コーポレートガバナンス体制の整備や新規事業の管理体制構築を行う。コーポレート機能を一元的に管理することに強みを持つ。

基礎固めの1年だった2023年

泉田:昨年を振り返ってみるとね、最近気付いたんだけど、1日にミーティングが8回から10回は入ってたんですよね。しかも、そのミーティングって立場上、全部意思決定しないといけないから、もう夕方になるとかなり疲れてる(笑)。だからちょっとミーティングの整理をして、予定をあけるようにしてたんだけど、またそこに別のミーティングが入ったりして。1on1など、社員とのコミュニケーションの時間を重視した1年だったなと感じていますね。

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塚田:一昨年より、昨年の方がそう感じるんですね。

泉田:ただね、今年の方が多分もっと忙しくなると思う。大丈夫かな(笑)。

原田:まあ、昨年は割とのんびりやりましたからね。

泉田:えっ?(笑)

原田:だって、昨年は基礎固めの年だったじゃないですか、あんまり走ってはいないので、自分からすると、通常スピードの半分くらいの感覚でしたね。 

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髙橋:いや〜、管理部はめちゃめちゃ忙しかったですよ!

原田:確かに地盤を固めることばっかりしていたので、管理部は大変だったと思います。ただ、去年は前のめりで攻めた感覚が無いんですよ。

泉田:そういえば、今年は辰年なんだよ。俺の年だから!

塚田:泉田さん、年男なんですね!

泉田:もうアラフィフなんですよ、僕。

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2023年に達成できたこんなことやあんなこと 

泉田:さて、ちょっと昨年の振り返りをしていきたいと思うんだけど、瓜田さんから、去年のよかったことをちょっと聞かせてください。

瓜田:やっぱり、BtoBで初めて受託した開発のファーストローンチが無事成功したことですね。モニクルの開発力を生かして、初めて自社プロダクト以外の開発に取り組んだチャレンジングなプロジェクトでした。

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原田:BtoBはモニクルとして初めてですからね。

瓜田:お客様がある話なので詳しくは話せないのが残念なのですが、開発前のコンサルフェーズとして、先方の現場に足を運んでのインタビューから業務整理、課題の洗い出し、要求整理、プロポーザル作成、要件定義と最上流の工程から実施させていただきました。開発フェーズでは、先方から出される諸条件のすり合わせに苦労する場面はありましたが、初めての取り組みとしてはもうこれ以上ないという環境でやらせてもらえて、チームとしても実戦経験が積めたのは非常に大きいと思います。

泉田:確かにそうだよね。

瓜田:プロダクト開発の第一フェーズを納品した上で、顧客側で実際に使っていただいて、喜んでいただけて、バリューを提供するというところまでのサイクルを1年の間で体験できたっていうところが本当によかったです。それもプロダクトマネージャーの坂巻さんを初め、チームメンバーが各人尽力してくれたおかげなので、本当に感謝しています。


 泉田:じゃあ、次は塚田さん、昨年の振り返りをお願いします。

塚田:頑張ったことは、採用じゃないですかね。本当に今のご時世、なかなかエンジニアの採用は難しいところなので、何人も採用できないですよ。

泉田:確かに、2023年だけで10人も採用できたもんね。塚田さんを「採用オブザイヤー」で表彰した方がいいな。採用できた秘訣は?

塚田:エンジニアの中川さん、通称ナカザンが、本当にたくさんの人をうちの会社に集めてくれたんですよね。X(旧Twitter)のフォロワーが多くて影響力があるし、新潟在住なんですけど、新潟でのつながりも持っていて。ナカザンは2021年に入社してくれたんですが、創業期にいきなりナカザンみたいなすごいエンジニアが入社してくれて、本当に助かりました。ナカザンには毎日感謝しています。

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泉田:なるほどね。

塚田:2023年の年初に「開発組織を14人体制にする」と目標を立てていたので、やっぱり未達ってかっこ悪いなって思って、採用には特に力を入れて日々を過ごしていました。時間もかなり割いて頑張りましたね。昨秋くらいには、達成できるかなって思ってちょっと焦りもありましたが、先ほど話したナカザンのおかげもあり無事に目標を達成できました。

泉田:知らなかったな。次は髙橋さん。どうですか?

髙橋:昨年、管理部は正式に外部から評価を受け始めた初年度と言えます。一昨年まで経営管理体制の枠組みをコツコツと作ってきて、その枠組みが評価を受けて無事に認められ、四大監査法人の一つとの契約締結に至りました。こうした外部監査やさまざまな評価を乗り越えるために、入社後2年間を駆け抜けたところもあったので、管理部にとっては、ある意味大学受験の年のような感じでしたね。

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原田:本当にお疲れ様でした。

髙橋:昨年はシリーズBの資金調達の際にデューデリジェンスを受けましたが、「モニクルの経営管理体制は問題ないよ」と言ってもらえたので、昨年は無事に大学受験に合格した年になったのかなと思っています。体制に不備があるという意見は全くなくて、このフェーズの企業としてはかなりしっかりやってますねという意見をいただく事も多く、ホッとしているところですね。

泉田:原田さんはどう?

原田:とにかく昨年は人をたくさん採用しましたね。社員も2022年末は60人でしたけど、昨年末は100人超えたので、倍近くに増えました。それにともなって本社も移転しましたし、新潟と沖縄に新しくオフィスを開設しました。あとは、シリーズBラウンドの13億円の資金調達も無事に終えられたことも大きかったですね。

泉田:そうだね。2023年、結構いろいろと達成できましたね。

 

2024年に取り組みたい改善ポイント

泉田:では、次に今年取り組みたい改善ポイントはありますか? 塚田さんはどう?

塚田:実は、創業初期に開発したシステムはもう4年間も運用しているので、やはり老朽化が気になってきました。それが今年取り組みたい改善ポイントですね。4年前に書いたコードのうち変更に変更を重ねて、手入れが行き届いていない部分から腐り始めるんです。システムは”生もの(なまもの)”なんで。

泉田:システムが生もの?

塚田:技術ってどんどん新しくなるので、鮮度を保っておかないといけないんですよね。だから、目が届く範囲で直していかないといけないんです。例えると、園芸に似ているかもしれないですね。庭って広がれば広がるほど、手入れが行き届かなくなるじゃないですか。現在は14人で広い庭を一生懸命メンテナンスしているんですけど、さらに「この野菜も育ててほしい」と言われて、「えー、庭はもう他の作物でいっぱいなのにどうしよう」と(笑)。 

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泉田:わかりやすいね、言ってるな!「次はナス植えてくれ!」とかね(笑)。夏野菜なのに「春までに収穫したい」とか言ったりね。「ビニールハウス作って」とか「もっと早く伸びないの?」とかね(笑)。

塚田:どうしたって無理っぽいことを言われるけど、何とかそれをしかも少数で応えていく必要がある職種なので、今年はその辺りのメンテナンスをしっかりと頑張りたいですね。

泉田:瓜田さんは来年にかけての改善ポイントはある?

瓜田:ワンマイルパートナーズ(現:モニクルフィナンシャル)のファイナンシャルアドバイザーの生産性の向上は、大きな課題かなと思います。

泉田:確かに。今の研修も見直してるところだよね。

瓜田:はい。営業の課題については明確に見えてるポイントがあるので、もっと生産性を上げられると思っています。ただ、生産性向上のための”シャイニングロード”が見えているメンバーが少ない状態だと全体的な生産性向上にはつながらないので、多くのメンバーを巻き込んで組織全体で取り組んで行く必要があると思っています。

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泉田:見える化しないとね。

瓜田:そうですね。再現性の高い研修にする必要もあるし、そういった研修が整ってるということは、採用にもプラスに働くと思うので、今年はしっかりと取り組んでいきたいです。

泉田:もう今年は新NISAも始まったし、ますますマネイロは頑張っていかないといけないからね。できれば3月までにやろう!

瓜田:頑張ります(笑)。

泉田:原田さんはどう?

原田:やっぱり一番は採用ですね。いまが3社合わせて100人強なので、来年の今頃には、7割増くらいになっていたい。あとは、リブランディングも今年はしっかりと行っていって、なにをやっている会社なのかをわかりやすく説明できるようにしたいですよね。上場する前に、必須ですから。

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泉田:これ、僕が頑張らないといけない部分ですね(笑)。髙橋さん、管理部はどうですか?

髙橋:管理部の課題は、これまで体制を整備することに終始してきたので、中身がこれからなんですよね。だから今年は仕組みの運用をいかに効率的にかつ高品質で回していくか、しっかり監査に耐えうる証跡を適切に残していくかが課題になってくると思いますね。今までの仕組み作りに対して、中身を作っていく年だと思っています。

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原田:いや、もう髙橋さんの課題は健康ですよ、健康! 睡眠と食事をなおざりにしすぎですから!

髙橋:ちゃんと管理部らしい課題を挙げたんですけど、全てが食事と睡眠に置き換わってしまった(笑)。社長にそう言われたら、そうしますとしか言いようがないですね。寝ます、ちゃんと食べます!

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モニクル役員の2024年の抱負

泉田:では、最後にみんなに今年の抱負を一言ずつ聞いていこうかな。

瓜田:
辰年だし、「飛翔」ですかね。

塚田:
じゃあ「必勝」です。絶対に勝つぞ。

原田:
なんだろう、やっぱり「攻め」ですね、「攻め」。昨年は守ってばかりでしたからね。

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髙橋:全然思いつかないですね

原田:睡眠!(笑)

髙橋:えっ、そこは管理部として「基盤固め」にさせてください(笑)。私たち管理部は、とにかく基盤固めの繰り返しなので、もう一年「基盤固め」を頑張っていきます! 一応、個人の抱負としては「睡眠」、管理部としての抱負は「基盤固め」にさせてもらいます。

泉田:僕は、みんなの様子を見ています。

塚田:出家?

泉田:出家…。出家は、ほぼしてるよ(笑)。いや、まあ「攻め」とか「必勝」ももちろんそうなんだけど。もっと大きな絵を描いていきたいという気持ちもあって。具体的には言えないけど、「大きな絵を描くスタートの年にする」という抱負でいきたいと思います! 今年も頑張っていきますか!

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